新年を迎える [お正月]

12月30日の夕飯は、毎年、おでんに決めている。
おでんを土鍋に作っておけば、翌日大晦日の昼食に悩まされる必要がないからだ。
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大晦日は一日中、おせち作りでコンロや鍋がふさがってしまうし
おせち作りの合間にお昼ごはんまで用意するのは、ネム妻には絶対無理。
その点、土鍋のおでんは、お昼頃にコンロひとつ空けて温めればすぐ食べられる。

お飾りは、なるべく28日にしたいと思っている。
本当はお日柄(大安などの六曜)を気にすべきなのかもしれないが
私は「お正月飾りはクリスマス以降」と決めているので、そこまでは気にしていない。
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でも、一夜飾りは避けたい、というのが、子供のころから刷り込まれた風習のひとつ。
こういうことって、体から抜けない。
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亥年の置物は、喜鶴製陶という有田焼の窯元さんの『いのブー』。
『いのブー』にはちゃんとプロフィールがついていて
なんと、好きな食べ物は鍋とハンバーガーなのですって(鍋って…)。

31日の大みそか。
私、金柑の甘露煮くらいしか、事前には作っていません。
黒豆は結婚以来、叔父が必ず瓶詰を送ってくれるけど、
その他のおせちは朝から制作するから、ほとんど一日中、キッチンに立ちっぱなし。
何とか作り終えて、一年最後の夕食も毎年恒例・・・
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サーモンの押し寿司とおせちの半端もの、そして、年越しそば。
31日の朝一番の作業は、大きな鍋いっぱいに一番出汁を取ることで
おせちに使った残りが、そばのつゆになる。

明けて午前0時に挨拶をしてから就寝し、我が家の元旦はゆっくりめ。
焼きたてを食べたいから、新年最初の作業は鯛を焼くこと。
オーブン使用で、焼き時間が40分くらい。
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焼いている間におせちを並べたり、お雑煮を作ったり。
写真には乗せなかったけど、祝箸の袋に筆で名前を書いたりもしている。
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お雑煮は白みそ+丸餅の関西風。餅は決して焼いてはいけない。
他に、大根、人参、里芋、焼き豆腐、薄揚げが入っている。
これはネム妻の実家のお雑煮と同じで、おせちもなんとなくネム妻の実家と同じ。
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毎年毎年、ほぼ同じおせちなんだけど、実は定まらないものもあったりする。
それは・・・鶏肉料理。
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今年は、鶏ももと山椒風味のつくねを合体させて照り焼きにしたものを作ってみました☆
NHKのきょうの料理で紹介されていたのだけど、なかなか良かったと思う。定番にしてもいいかも?!

お屠蘇でひとしきり食べてからは、テレビの前に移動して皆でダラダラ。
大晦日に1本残しておいた押し寿司も足して、そのままお昼ごはんに突入。
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良い具合にほろ酔いのまま、歩いて5分の神社に初詣へ。
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後で川崎大師にも行くつもりだけど、まずは地元の鎮守の森にご挨拶を。
小山のようなこの神社の敷地には、地域猫ちゃん達がいるはずなんだけど
いつになく人出があるためか、この日は会えなかった。

一日中、なんとなくダラダラして、夕飯は…
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継ぎ足したおせちと炊きたての鯛飯に、適当に作ったすまし汁。
朝焼いた鯛は、朝は表面だけを食べ、残した裏面で鯛飯にするのも毎年同じ。
夫婦間だからアリだけど、他の人には絶対出せないわね・・・。

夫婦ふたり+猫一匹の新年は、ダラダラふわふわ、なんとなく幸せ。

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