春のキラキラ [日々のこと]

3月も半ばとなり、どんどん春本番になってきている。
冬中、楽しませてくれたビオラは勢いを増してモリモリに咲き、
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ムスカリが次々とにょきにょき。
空を見上げると、「もう冬じゃないよ」と輝いている。
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まだ、ケヤキは芽吹いていないけど。

タネリは窓際で毛づくろい。
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うちに来たばかりの頃のちっちゃなタネリは毛づくろいなんか全くやらなくて
「猫なのにねぇ…」と思ったものだけど、最近のタネリはしょっちゅう毛づくろいをしている。
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こんなポーズでぼんやりできるなんて、さすがは猫!

先々週、ネム夫が仙台へ出張して仙台名物笹かまぼこを買ってきてくれた。
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笹かまはネム妻の好物なんだけど、この笹かまは近所のスーパーで売っているのと違って
ふわふわで分厚くて、美味しかった。
夫はランチに牛タン定食を食べて美味しかった、と言ってるし、
宮城っていろいろ美味しいものがあって良いなあ、なんて、しみじみ思ってたんだけど
この週末、もうひとつ宮城の美味しいものを食べてしまった。
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宮城の駅弁『笹巻きえんがわずし』。
土曜日に近所のスーパーに行ったら、たまたま駅弁祭りみたいなのをやっていて
ひとつ買って夕食につまんでみたら、すごーーく美味しかったのだ。
知らなかったわぁ、宮城のえんがわずし。

土曜日はだいたい、夕食にちょこっとだけ飲むことにしている。
えんがわずしもそのつまみとして食べたのですが、この日のトピックはそれだけではなかった。
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この数カ月、作ってみたくてウズウズしていた、『フムス』なるものを作ってみた。
めぎさん、ありがとうございます!
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ひよこ豆を柔らかく茹でてすりつぶし、
にんにくや練りゴマ、レモン汁、オリーブオイルを混ぜ込んだ中東の食べ物なのだそうだ。
正解がわからずに作ったわりに美味しくできた、、、と思う。

この日の本来のメインは鶏肉の煮込み。
表面をこんがり焼いた鶏ももと野菜を、クタクタほろほろになるまで煮込んだもので
時間はかかるが安いお肉の方がおいしくできる。
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ちょっとだけ多めに作っておいて、
お肉をくずし、ベーコンを足したりして翌日の朝にも食べるのが習慣になっている。
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優しくて、あたたかくて、ちょっと幸せな朝食になる。

まあ、そんなこんなで、3月も一見いつも通りなネム家なのだが、
ひとつだけ、変わったことがある。
1月、2月の締め切りを終えたネム妻は、ちょっくら短期のアルバイトに行くことにしたのだ。

こーんな、
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こおーーーんな、
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キラッキラの建物の中でごくごく単純作業なアルバイトなのだが、これが新鮮で悪くない。
心も体も閉じこもってた冬から飛び出して、春の開放感を味わっている。
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タネリはちょっとつまんないかな?
アルバイトが無い日はいっぱい遊ぼうね。

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上巳の節句 [行事]

昨日、今日と、とても冷たい雨が降っている。
これだけ降り続く雨は、昨年の9月以来のことだそうだ。

この週末は、上巳の節句『ひな祭り』でした。
3月3日は日曜でしたが、ゆっくりした気分になれるのは土曜日だね、ってことで
我が家では3月2日の夜に祝いの膳を囲むことにしました。

『ひな祭り』といえば、ちらし寿司と菜の花の和え物と・・・
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ハマグリのお吸い物。
今年の白眉はこのお吸い物。どうやらハマグリのお吸い物作りは、火加減がコツらしい。
今まで火加減なんか気にも留めず、ただただパカッと貝が開くのを待っていたが
今回、弱火でじっくりやってみたところ、全く雑味のない、すばらしいお吸い物が出来上がった。

ハマグリは4個入りだったので、残り2つは酒蒸しに。
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あとは、作り置きの厚揚げ煮と、頂きものの胡麻豆腐。
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付属のゆず味噌、かけすぎちゃったかな。
本来は厄払いの行事なんだけど、ちまちまと飲むのが目的でもあるわけで
その他もろもろ、酒の肴になりそうなものを揃えての夕食になりました。
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11月にネム夫が出張土産に買ってきていた、白桃のお酒も飲んじゃう。
甘いカクテルみたいなものなんだけど、
桃好きのネム妻に何回も買って来てくれている岡山土産です。
今年は桃の花を買いそびれちゃったんだけど、これで桃の節句らしさも出たかしら?

翌日3月3日ひな祭り当日は、お昼ごはんにちらし寿司の残りを食べて、
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3時のおやつはお抹茶を頂きました。
お菓子はネム夫母が送ってくれた雛菓子(左)と、これまたネム夫のプレゼントの干菓子(右)。
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薄い紙に包まれているのが、両口屋是清の『二人静』という干菓子で、
ネム妻10代の頃からの好物です。
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薄い紙をひらくと、紅白の玉がパカッと割れる。

おひな様は、玄関にこっそりと。
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昔関わっていた陶芸教室の生徒さんがつくってくれた、小さな小さなおひな様。
飾るたびに、「お元気かなあ?今もがんばっていらっしゃるかなあ?」と
ちょっぴり年上で、体は弱いけどとっても明るい、器用な彼女を思い出す。

ホントはさ~、飾りたいおひな様が他にもあるんだけど・・・。
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(↑これは2016年の画像)

絶対、絶対、無理だよねぇ、、、
きっと、一瞬でやっちまうに違いない。
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タネリ「え?!何?!ボク???!」
そうよ…、アナタよ…。

明日は晴れて暖かくなり、そして、花粉がたくさん飛ぶらしい。


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梅まつり [日々のこと]

2月が終わってしまったーーー。

1月に引き続き、2月もネム妻は締め切りを抱えてキリキリ舞い。
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そもそも、怠け者なくせに苦手なものを本業設定しているのが悪いのだ。
ずーっと目を背け続けて開店休業を決め込み、いざ目前、準備不足でパニックを起こしてしまう。
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自業自得の眠れぬ日々、
焦りと自己嫌悪でぐったりと疲れてしまう。

初めての状況に面くらったのはタネリだ。
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ちっとも遊んでもらえない上に、面白そうなものに興味を持っては叱られ、
全然、寝室へ行かない生活(ネム妻が寝室で寝なかった)に一生懸命耐えていた。
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えらくなったなあ、ホントに。・・・ごめんね。

そんな日々も2月15日で終わり、翌16日は夫婦で観梅へ出かけました。
行き先は大倉山公園。東急東横線の大倉山駅すぐ横のちょっときつめの坂を上った所にあって、
公園に入ってすぐに大倉山記念館という、立派な建物がどーーーんと現れます。
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実業家の大倉邦彦さんが昭和7年(1932年)に大倉精神文化研究所を開設されたのが始まりで、
後に横浜市が一帯の敷地を取得、建物の寄贈を受け、公園に整備されたのだそうです。
この建物、ドラマのロケなんかによく使用されるのだそうですが、
なんといってもこの公園は、46種類、約220本の梅が有名です。
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外に出たーーーい!お散歩したーーーい!!
と、思ったその日は、年に一度の梅まつり。
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地元の中学校、高等学校の茶道部による、野点のおもてなしもあります。
なかなかの人気で、盛況です。
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今回は見送りましたが、前回(2年前)に来たときは私達もいただきました。
お茶室でいただくのと違う、開放感が気持ち良いんですよね、野点って[かわいい]

今回はそのまま梅を拝見。
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枝ぶりといい、色合いといい、いかにも紅梅って感じ。
梅って白梅と紅梅、どっちのイメージが強い?なんて言いながらぶらり、ぶらり。
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白梅といっても見比べるとけっこう違う。
ガクの色が緑だったり、赤っぽかったり。
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雄しべの奥が赤くなってるのもある。

紅梅もいろいろ。
枝垂れてるのとか、
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可愛いピンクのとか~・・・
と、思いきや、
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こんなに濃いのもあった。
ちなみにこの濃いお花のは、『鹿児島紅(かごしまこう)』と言うんだって。

ぐるりと梅園を回って、最後に紅白の舞台の前を通りすがったら、
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琉球舞踊が披露されていました。
出しものは、筝曲や尺八、太鼓‥など、いろんなものが目白押しです。

大倉山観梅会は、地元の商店街からの出店や、園芸屋さん、テキ屋さんなど、とってもにぎやか。
我が家はお庭で採れたっぽい柚子を一山、買ってきました。
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しばらくは盛り鉢で香りを楽しんで、
もう、しわしわになっちゃうかも~という感じなっちゃった本日3月1日、
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マーマレードになりました。
毎年冬に作る柚子マーマレード、冬に作れなかったけど、満足、満足。


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