8月の終わり [日々のこと]

8月の旬の果物、イチジク。
DSC_0091.JPG
アラビア半島原産、旧約聖書にも登場するほど人とは長い歴史を持つ果物で、
不老長寿の果物といわれるほどの栄養価があるらしい。
そういえばこの時期、祖父が毎日のように木からもいで食べてたっけ。
DSC_0092.JPG
おっ・・・?
DSC_0094.JPG
タネリも興味あるのかな??

といっても、
生のイチジクはちょっと苦手。でも、コンポートやジャム、ドライイチジクは大好き。
DSC_1155.JPG
今年はジャムを2回作りました。
実の重さの30%の砂糖、レモン汁、白ワインを入れてトロトロと。

今年の夏は大変な猛暑で、立秋を過ぎ、処暑と言われてもまだまだ暑い。
出窓で転がってても、
DSC_0082.JPG
DSC_0085.JPG
暑いねぇ、タネリちゃん。

暑い暑い、秋の気配なんか微塵もない、と、思ってたけど、
タマスダレが咲いた。
DSC_0068.JPG
11年、ずっと我が家のベランダにあるけれど、この花は真夏には咲かない。
私にはわからないけど、タマスダレはかすかな秋の気配を感じ取ったのでしょう。

朝顔が咲いてて、
DSC_0055.JPG
DSC_0057.JPG
だらりだらりの毎日だけど、
まだまだ、暑いばかりなんだけど、
今日で8月はおしまい。
DSC_0040.JPG
秋は近づいてきている・・・のかな?

nice!(21)  コメント(7) 

tea for two [お気に入り]

休日の午後、家にいるなら楽しみなのはお茶の時間。
平日は無理、休日でも出かけてれば無理な、家での楽しみ。
うちは、コーヒーではなく、もっぱらお茶党で、
緑茶、抹茶、紅茶、中国茶、ハーブ茶の中で、一番出番が多いのが紅茶です。
DSC_1036.JPG
思えば、結婚して最初に買ったティーカップはこれでした。
洋館めぐりをしている途中、111番館(→)で購入した、山手西洋館の記念ティーカップ。
たしか、数量限定品だったような・・・何の記念だったのか忘れちゃったけど。
香蘭社製、薄くて軽く、とても飲み心地が良いカップで、かわいい柄も含めてお気に入りです。
「いいな~」と言ったネム妻は1客のつもりだったのに、
スタッフさんに「ください」と言ったネム夫は2客購入。
思えばココから、我が家のtea for two(=二人でお茶を)が始まった気がする。

夏休み中のある日は、お茶を飲みながら1984年作の映画『アマデウス』をじっくり鑑賞。
この日のお菓子は『Pavlov(パブロフ→)』というお菓子屋さんのパウンドケーキ。
小さくて凝っていてかわいい、美味しいお菓子です。
DSC_1158.JPG
数年前、元町本店ができた時は「あら、こんなところにエラく可愛いお店が」と思ったのですが、
あっという間に横浜駅に支店ができて、去年はとうとう銀座に進出したようです。
奥にぼんやり見えてるティーカップは、ノリタケのトスカーナガーデンというシリーズのもので
夫が横浜高島屋で見つけたもの。
カップ2客+ポットをティー・フォー・ツーというセット名で売り出していました。
あとでケーキ皿も買い足そうと思ったけど、シリーズ自体が廃番になってしまったらしい。

中国茶の日ももちろんあります。
DSC_0864.JPG
この茶杯、本当は煎茶用だと思うけど、中国茶の茶杯として使っています。
よく京都に行っていた学生時代に骨董屋さんで2つ購入し、今に至る・・・。
DSC_1192.JPG
別の日には、別の茶杯で違うお茶を・・・
この日は、中国の縁起物コウモリが描いてある小さな茶杯です。
こっちは横浜中華街の『悟空茶荘(→)』で購入。
お菓子は鎌倉銘菓『クルミッ子』。
DSC_1185.JPG
これも小さくてとっても美味しいお菓子です。

『クルミッ子』は和洋折衷というか、なんにでも合う優秀なお菓子で、別の日は紅茶と一緒に。
DSC_1013.JPG
このカップは先月ネットで購入したもの。横浜増田窯のもので、ブルーがとても印象的です。
いつか元町の直営ギャラリーで買おうと思っていたのだけど、なんと、2016年に窯を閉業。
今や、お持ちの方に譲っていただくしかなくなってしまった。

元町の磁器には元町のお菓子、ってことで、
地元民なら誰もが知っている、『喜久屋のラムボール』!ラム酒が効いているので大人専用。
DSC_1179.JPG
DSC_1181.JPG
しっとり、ぎゅっとした生地に、ラム酒付けのレーズンが入っている。
お皿は、ネム妻が結婚前に関わっていた陶芸教室の生徒さんの作品。
キウイの葉っぱを粘土に押し付けて、葉脈の柄をつけてたのを覚えてる。
ちなみに、喜久屋の『サバリン』もおすすめです。
DSC_1028.JPG
洋酒のしみ込んだブリオッシュにバターの塩味が薄っすら・・・美味しいです。
どっちも壮大なカロリーは気になるけど。。

もちろん、いつもいつも銘菓ばかりではありません。
スナック菓子もDVD鑑賞には合ってるし、
DSC_1223.JPG
DSC_1029.JPG
DSC_0940.JPG
夏のお茶には、冷たいものも。
ガラスのティーカップは、ネム妻が実家から持ち出したもの。
上のはイチジクのコンポートで、下のは杏仁豆腐です。
イチジクは自分で作って冷やしたものの、
DSC_0933.JPG
杏仁豆腐は、カルディのパンダ杏仁をカップに入れて冷やし固め
缶詰のフルーツをトッピングしただけ。

ふたりでお茶を、、、
ちょっとだけ贅沢な、休日の午後です。


nice!(18)  コメント(8) 

気になる、気になる [ねこ]

タネリは、寝るより食べるより遊ぶのが好き。
どんな時でも、遊びたい!遊んでほしい!と思ってます。

でも、
ニンゲンって、ごはん食べてるときとかは遊んでくれないから、
DSC_1019.JPG
寝ちゃう。
(もちろん、狸寝入りだけど。)

そんなタネリが、ある日の夕食時にこんな顔をしてる!
DSC_1206.JPG
え、なになに?
DSC_1204.JPG
何、その顔!その目!?
何を見てるの?!
DSC_1209.JPG
DSC_1212.JPG
明らかに、興味津々で何かを追っているタネリ。
ニンゲンとしては、嫌な予感が・・・。
DSC_1208.JPG
やっぱり!!
天井の明かりのそばに・・・あれは、カメムシ!?
DSC_1214.JPG
タネリ「アレ何?アレ、欲しーーい・・・!!!」

カメムシはダメです。
アイツは、手を出すとロクなことにならないんだから、というわけで、
DSC_1216.JPG
ネム夫がビニール袋でそーーーっと捕獲。

捕獲後も、天井を見続けるタネリ・・・
DSC_1221.JPG
え、もう、いないよね?
DSC_1222.JPG
タネリ「う~ん・・・さっきのはいないみたいだけど・・・」
DSC_1217.JPG
タネリ「また出てくるかもしれないから、見張っとく~(次こそは、僕のモノ♪)」

次のは、カメムシじゃありませんように。

nice!(16)  コメント(5) 

朝のお散歩③ ~中華街で朝ごはん~ [お出かけ]

山下公園でで朝散歩を楽しんだ私達、今度は中華街へ向かいます。
暑くなって来たねー、と言いつつ、中華街に入っていくと、
DSC_1132.JPG
DSC_1133.JPG
オ、オスカル様、口と鼻が大きすぎ!
ここ横浜大世界という建物内のミュージアムで、『ベルばらの部屋』なる展示が行われているため、
獅子がベルばら仕様になっちゃったらしい。
ちなみに向こう側の黒髪獅子はアンドレで、左目をケガしてるお顔になってます。

さあて、関帝廟道を進みましょうか♪
DSC_1134.JPG
昼間の喧騒とは打って変わって、シャッターが閉まった静かな通り。
普段、目につかないものが目についちゃう。
DSC_1137.JPG
いつもあるんだろうけどなあ・・・『豚まんの像』。
いつも他のものに目を奪われているんだろうな。

横道を覗いても、まだまだ静か。
DSC_1138.JPG
DSC_1139.JPG
もしかしたら、仕込みなんかは始まってるのかも?

関帝廟も門が閉まって、誰もいない。
DSC_1142.JPG
DSC_1143.JPG
朝日にキラキラ、極彩色の龍。
この龍、ガラス細工なんですよね。
DSC_1144.JPG
お馴染みの善隣門も朝日を受けてる。

さあて、中華街で朝ごはんといえばお粥!ってことで、
朝7時から営業開始の『馬さんの店龍仙』でお粥を食べましょう。
DSC_1145.JPG
DSC_1146.JPG
上のお粥はネム夫注文の龍仙粥。
下のお粥はネム妻注文のネギチャーシュー粥。
龍仙粥は、沈んで見えないけど、ブリブリのエビ、ホタテ、イカ、白身魚が入ってる豪華版で、
ネギチャーシュー粥は、ネギ油の香ばしい香りがとっても美味しい。

調子に乗って、点心なんかも頼んじゃった。
エビ入りニラ饅頭と、
DSC_1149.JPG
DSC_1148.JPG
2種類の焼売。
左側の焼売は、「上海五目もち米焼売」というもので、もち米が入っている焼売。
中華ちまきみたいでとっても美味しいです。
さらに調子に乗って、
DSC_1147.JPG
窯焼き骨付きチキン。
醤油味で皮パリパリ、すごく美味しい、、、お酒のおつまみに良さそう。
(いくら何でも頼みすぎ、食べすぎ。。)

お腹パンパンでお店から出て、家に帰る。
シャワーで汗を流して、洗濯も済ませて、お花に水もやって、
KIMG0148.JPG
お昼過ぎまで、おやすみなさい。

長いお休み、こんな日があってもいいかな、なんて。
なんだかすごく、大満足な朝のお散歩だったのでした。

nice!(13)  コメント(6) 

朝のお散歩② ~山下公園で緑を満喫~ [お出かけ]

山下公園の海を眺めるベンチの後ろは、お花がいっぱい咲いている。
DSC_1100.JPG
すっかり日が昇った6時過ぎ、
もう暑くて座っていられないね、と、公園内を歩いてみることにしました。

山下公園は関東大震災のがれきを埋め立てて造られたのだそう。
関東大震災は神奈川が中心に揺れた大地震で、揺れと津波で沿岸部は壊滅的な被害を受けたのだ。
2016年、リニューアルされた山下公園は、たくさんの花が咲き乱れる公園になりました。
DSC_1106.JPG
朝日を受けた植物の合間を歩く散歩は気持ち良い・・・
DSC_1107.JPG
DSC_1108.JPG
DSC_1111.JPG
DSC_1112.JPG
公園内には記念碑も多くある。
『赤い靴はいてた女の子像』とか、
DSC_1102.JPG
DSC_1116.JPG
『水の守護神像』とか。
ちなみにこの守護神像は、姉妹都市のアメリカのサンディエゴ市から寄贈されたもの。

もっと進んで、バラ園にも行ってみよう。
DSC_1119.JPG
DSC_1123.JPG
DSC_1121.JPG
この暑さの中でも、少しは咲いている様子。
たくさんは咲いてないけど、みずみずしい緑の香りにバラの香りが混ざっている。
DSC_1125.JPG
DSC_1129.JPG
DSC_1130.JPG
花びらが痛んでる。日差しが強すぎるのでしょうね。

ここまでで6時半。
早朝の山下公園はおすすめです。
6時ぐらいからお散歩人やジョギング人がちらほら出てこられますが、
刻々と変わる海の色を眺め、気持ちの良い公園を歩く朝散歩は
昼間から夕方のような混み合いもなく、海も空も緑も満喫できます。

さて、公園に着いてから2時間ほどが過ぎ、ちょっとお腹がすいてきたー!
そろそろ朝ごはんを食べに行こうかな。

朝のお散歩③に続く。
nice!(13)  コメント(7) 

朝のお散歩① ~横浜港に朝が来る~ [お出かけ]

今年の夏休みは恒例の大阪帰省をせず、横浜で過ごしています。
夫の休み自体は10日間もあるのだけど、場合によっては対応が必要になる可能性あり、
ということで、【自宅周辺で待機】のお休みなのだ。
というわけで、2018年の夏休みは、電話を警戒しつつも家でのんびり進行中。

8月14日早朝、「日の出を見ようよ」というネム夫の提案で
夜明け前の山下公園へ向かいました。
4時48分の横浜港はまだ薄暗い。。。
DSC_1043.JPG
この日の日の出は4時59分の予定。
日の出11分前の港は真っ暗じゃないけど、街路灯を頼りに歩く感じ。
DSC_1047.JPG
DSC_1048.JPG
朝焼けピンクの空の色が海面に映ってる。

4時55分。
DSC_1054.JPG
放射線状にオレンジ色の強い光が現れた。
でも、公園側を振り返れば、
DSC_1061.JPG
街路灯がついている。

4時59分。
雲があって、水平線から出てくる日の出は見えない。
でも、空の色は確実に青さを増していく。
DSC_1062.JPG
DSC_1069.JPG
DSC_1073.JPG
左下の水面の黒い影は魚。
大きな魚がびょんびょん跳ねてた。夜明けの魚ってそんなもの?それともいつも跳ねてるの?

5時10分過ぎ。
来た!太陽だ・・・!!
DSC_1085.JPG
DSC_1082.JPG
水面に光の道が現れた。

強烈な光の中、鳥のシルエットが立ち止まる。
DSC_1090.JPG
DSC_1098.JPG
どんどん、太陽が力を増していき、直視できなくなっていく。

5時41分。
気がつけば、街路灯はすっかり消え、
DSC_1093.JPG
DSC_1096.JPG
みなとみらいがしっかり見えてる。

6時10分。
鳩たちが一斉に毛づくろいを始め、
DSC_1099.JPG
DSC_1104.JPG
山下公園に朝が来ました。

朝のお散歩②に続く。
nice!(13)  コメント(5) 

名は体を表すか?③~タネリという名前~ [ねこ]

タネリという名前に決まったしましまちゃんは、
DSC_0190.JPG
こんな姿や、
DSC_0243.JPG
こんな姿、
DSC_0241.JPG
完全に仰向いてるね・・・
DSC_0226.JPG
・・・何それ??!!

それはもう、おもしろい寝姿で楽しませてくれる可愛いヤツだったのだが、
のみならず、力いっぱい元気に遊び、運動能力は抜群に良い様子。
そういう写真が一枚も無いのは、ものすごい勢いで私達に飛びつき、
あらゆるところから向こう見ずに飛び込んでくるから、
とてもじゃないけど、カメラを構えることなどできなかったから、なのだ。。。
だって、彼は〈着地〉を考えてないから、こちらはいつでも受け止めてあげる必要があったから。

しかし、彼にはもっと困った行動があった。恐ろしいほど噛み癖があったのだ。
子猫にはありがちで、仲間との遊びの中で加減を覚えていくもの、と聞いたことはあったけど、
先代のネネムには全くなかった行動で、どうしつけたものか正直参りました。

彼を見ている限り、噛んでいるのは有頂天になって甘えているとき。
嬉しくて楽しくて、どうしようもなくなって出る衝動が『噛む』!!
DSC_0248.JPG
可愛いよ、、、でも、痛いよ、タネリちゃん。

ここで思い出すのが、あのタイトルです。
DSC_1004.jpg
『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』?!
タネリは『噛んで』いた・・・?!!!
そう、ホロタイタネリは一日中、噛んでいたのです。藤の蔓を・・・。

かつての『はさまりくん』は『タネリ』という名前になり、
DSC_0194.JPG
タネリは、名前通りのタネリになったのでした。。。とほほ。

タネリ「でもさ、今も狭いところは大好きだよ?」
DSC_1003.JPG
そうね、それもずっと変わらないんだろうけどね。

ちなみに・・・
噛み癖はだいぶん、おさまりました。
でも、甘えっこモードの時は今もちょっと噛んじゃうタネリです。


nice!(12)  コメント(4) 

名は体を表すか?②~新しい名前~ [ねこ]

きっと、あの子が一番人気だろうね、という我々の予想に反し、
なんで彼がぽつんと残っていたのか、ハッキリ言って私達には全然わからない。
寝てばかりの他の子猫ちゃん達に比べ、茶トラくんは愛嬌たっぷり。
元気いっぱい、かわいさ満開で跳びまわっていたのだから。

2017年7月8日、満を持して我が家にやってきた茶トラくんは
予想以上におもしろいヤツだった。
DSC_0192.JPG
そう、病院での彼の名前は『はさまりくん』。
なんでも、病院で与えられたおもちゃに思いっきり頭を突っ込み
どうにもこうにもはずれなくなってしまったことが由来だとか。おもちゃを破壊するしかなかったらしい。
DSC_0177.JPG
DSC_0176.JPG
ここでも彼ははさまっている。。。椅子の角に。
小さな隙間、絶対に入れなさそうな隙間に迷わず突っ込む子猫ちゃん、
危険回避のためには、目が配れる我が家で良かったのかもしれない、と思ったり。

さて、7月1日に我が家への譲渡が決定し、7月8日に彼を迎えに行くまでの間、
私たちは新しい名前を考えました。
童話に出てくるカッコいい名前はないかしら?それとも、先代ネネムに連なる名前?
いやいや、和風な名前もいいかも・・・いっそこのまま、『はさまりくん』??
そういや、ネネムの名前はココから探したんだよね~と、ネム妻が取り出したのは、
DSC_1008.JPG
宮沢賢治の文庫本。何度も何度も読み返してボロボロだけど。
ほら、これ、、
DSC_1006.JPG
これが、ネネムの名前の由来です。
『ネネム』は、懸命に努力してバケモノ界の世界裁判長に就任し、後に自らの失敗を自ら罰した、
優秀で、とっても正直な尊敬すべきバケモノの名前なのだ。
そして、同じ本に載っていた短編にこんなのが。
DSC_1004.JPG
お母さんのお手伝いで凍った藤蔓を砕いていたホロタイタネリくんの、ある日のお話です。
明るい光とかげろうに春の気配を感じたタネリくんは、矢も楯もたまらず森に駆け出し
西風とともに、木々に、蛙に、泥に、鳥に、春の訪れを告げて回る・・・

そんなホロタイタネリと、屈託なく駆け回って遊ぶ元気な茶トラが重なりました☆
こうして、元気な縞々の茶トラ猫、いろんなものにはさまっちゃう『はさまリくん』は、
『タネリ』という名前に決まったのです。

・・・③に続く。。。

nice!(14)  コメント(5) 

名は体を表すか?①~元気な茶トラ~ [ねこ]

今日は朝から霧雨が風に舞っている。
今晩から明日にかけて台風が来るらしく、湿度が高い。
DSC_0989.JPG

床がなんだかペタペタするし、
動かなければ暑くないけど、動き回ると汗をかく・・・そんな一日。
DSC_0977.JPG
そういえばさー・・・
タネリってさー、出会った時は違う名前だったんだよねぇ・・・
DSC_0982.JPG
タネリ「!!・・・そうニャの?!!」

タネリと初めて会ったのは、去年の6月25日。
ある動物病院で行われていた里親譲渡会の会場に、タネリはいた。
時期柄か、いっぱい子猫ちゃん達がいる中で、
ひときわ元気で、ひときわ愛想の良い子猫だった。
hasamari-kun.jpg
来ていた人たちにもひときわ構われていたので、
この子はうちみたいなオッサン・オバハン家庭よりも
一緒に走り回ってくれる子供達がいるようなお家の方がいいだろう、と
「かわいいね、元気だね」と言いつつも、
私達は早々に候補から外してしまった。
唯一、ネム妻の目を真っ直ぐ見てくれた子だったのだけど。

←紹介文についていたタネリの写真
スタッフさんの評価は「宇宙人みたいなお顔」、、、だったらしい。

そう、私たちは知らなかったのだ。
彼が前回の譲渡会で売れ残ってしまった子だったとは。
兄弟たちが皆、引き取られていったのに、彼は残っていたのだ。
そしてあの日、6月25日も、彼を迎えたいと申し出た家族はいなかった。

私達はネネムの幻影を追ったのか、別の白黒鉢割れ猫ちゃんを希望したのだが、
最終的にはご縁がなかったということに・・・。
そこでネム妻の脳裏に浮かんだのが、あの、元気な茶トラちゃんの真っ直ぐな眼差し。
あの子と私、目が合ったんだよね・・・
そんなこんなで、元気な茶トラは我が家の猫になった。

(なんだか長くなっちゃったので、②に続く。)

nice!(13)  コメント(6) 

タネリ、1歳の7月が終わる [ねこ]

真っ青な空に入道雲。
いかにもな夏空が広がっている。
DSC_0938b.JPG
台風が東から西へ逆走し、
さらには西で減速して留まっちゃう、という前代未聞の台風一過の7月末。
DSC_0925b.JPG
台風到来前になんとか梅干しは出来上がり、ホッと一息。
涼しい日も一瞬あったけど、やっぱり今年の夏は暑い。

梅干しの下でしましまちゃんは狙ってます。
DSC_0924b.JPG
何を、って?
そりゃもう、遊んでもらえるタイミングを、ずーーっと狙ってるんです。
誰かが和室に足を向けると、いつでもどこからでも猛ダッシュ!!
DSC_0946b.JPG

なんでかって、それは、和室にはタネリの宝箱があるから。
遊ぶ?遊ぶ?遊ぶよね???という、この視線がちと辛い。
ごめんね、いつもいつも遊んであげられるわけじゃないの。

テーブルの下にばかりいるわけじゃない。
ふとみると、出窓でクンクンしているシマシマタネリ。
DSC_0959b.JPG
間引きした朝顔をコップに入れといたら、意外に伸びる。
数カ月前のタネリだと、えいっ!って倒しちゃってたはずだけど、
最近、ちょっと大人になったかな。
DSC_0961b.JPG
ネム妻がテーブルの上で作業してても、邪魔せず見ている時間も増えてきた。諦めた?

夜になってもタネリの興味の種は尽きることなく
DSC_0971b.JPG
何を見てるんだろ?
虫?ヤモリ??(なぜか毎年、ベランダに出現するヤモリ。今年も健在。)
DSC_0972b.JPG
DSC_0973b.JPG
あれ?
どっか行っちゃったかな?

タネリ、1歳の7月。
成長も感じる。でも、まだまだお子ちゃまなタネリなのでした。


**おまけ**
ちなみに、宝箱の前のタネリを放置すると・・・
DSC_0953b.JPG
宝物をばらまきます。
片付けてよ~。

nice!(15)  コメント(5)