横浜山手西洋館☆世界のクリスマス 2018 ④ [横浜のクリスマス]
喫茶店を出て、さあ、最後の2館。
いや、本当はあと3館あるのですが、実のところ、それに気づいたのは帰宅後だったのです。
なんとなく貰って来たパンフレットの地図を見ていたら、はて、『68番館』とは?!
洋館めぐりは何度もしましたが、『旧山手68番館』には行ったことがありません。
山手公園の公園管理事務所として使用されている建物らしい。
今度、機会をみてちょっと行ってみようかな…と思う。。
68番館を知らない我々は、一路、石川町駅方面・イタリア山公園を目指します。
まず、到着したのは、外交官の家。
テーマはスペイン。
ソファにかかっているのは、フラメンコのショール(マントン?)…なのかな?
刺繍がすごい・・・ゴージャス!です。
家族が集まってゲームをしたりして、過ごすのでしょう。
もちろん、食卓もみんなで囲んで
・・・なのですが、今回の展示、こちらの会場はちょっと寂しかったかな。
他がもりもりにやっていらっしゃる分、ちょっと拍子抜けな感じがあったかも。
外に出て、時刻は16時過ぎ。
ちょっと暗くなりつつある中、ミニチュアの山手西洋館群を発見。
昨年、全国都市緑化よこはまフェアにて港の見える丘公園展示されていたものらしい。
寄贈されて、このイタリア山公園に設置されている。
最後に見学するのは、手前右側の白い壁に緑の窓枠、オレンジの屋根が映えてるブラフ18番館。
ほら、そっくりでしょ?
白地にブルーの十字の旗が掲げてある・・・
ブラフ18番館で見学する、今年最後のテーマは、フィンランドのクリスマスです。
こちらの展示は、ものすごく気合が入ってた。
こんなにすごい飾りが下がっている下で、トナカイ頭の蝋燭を灯す勇気はないけど
迫力も見ごたえも充分です。
ほおぉ、ナイフとフォークをこんなふうに置くのもアリなのかぁ。
というか、このナイフの柄のデザインから見て、こうやって立てるのが正解なのかも。
食器はシンプル。
そういえば、現代の北欧ってこんなイメージだ。
「この模様、好きかも」とネム夫がつぶやいてた。
次の部屋のオブジェも凄い。
このヒヤシンス、全部咲いたら凄い香りだろうねぇ・・・!と夫婦で感嘆。
すごいー!やってみたーーーい!!(でも、ヒヤシンスのお値段が。)
隣のお部屋は、雪と氷の銀世界。
暗くなってきた外の青と、白いオブジェのあたたかな光がとてもよく似あってた。
2階に上がると、また面白いオブジェたちが。
あ、また、ヒヤシンスがいっぱい。
いいなあ、いいなあ、いいなあ!
でも、さすがに家でこうはできないよ、だって、水やりが困るもん、
とネム妻がぶつぶつ言ってたら、ネム夫が近くにいた解説の方に質問。
夫「これ、水やりはどうされてるんですか?」
解説の美女「水はあげません」。
えええええええええ~~~???!!!ウソでしょ!?
美女(美女解説員だったのです)曰く、ヒヤシンスの球根に水やりは必要ないとのこと。
やたら水をやると、茎が伸びすぎてグネッと花が倒れてしまう、
水をやらなければ徒長せず、綺麗に咲かせることができます、と。。。
そうなの?!そうだったの?!!と、またひとつ、お利口になったのでした。
彼女は小さなころに北欧にいらしたそうで、
「北欧では、クリスマスと言えばヒヤシンスなんです」とも。
家の中で華やかに香るヒヤシンスがクリスマスの思い出だなんて、素敵だなあ
私の数少ない北欧のクリスマス知識、ヒンメリもあったし、
寝室にはキラキラの飾り付け。
北欧のクリスマスは美しいなあ。
横浜山手西洋館『世界のクリスマス2018』は、これにて終了。
今回のお散歩でつくづく思ったのは、解説の方の存在って大きいなあ、ってこと。
ひとつ聞くだけ、声をかけていただくだけでも、すごく満足感が高まり、
印象に残る思い出ができたように思います。
次回は、我が家のクリスマスを掲載する予定。
お正月になる前に、ぜひ。
いや、本当はあと3館あるのですが、実のところ、それに気づいたのは帰宅後だったのです。
なんとなく貰って来たパンフレットの地図を見ていたら、はて、『68番館』とは?!
洋館めぐりは何度もしましたが、『旧山手68番館』には行ったことがありません。
山手公園の公園管理事務所として使用されている建物らしい。
今度、機会をみてちょっと行ってみようかな…と思う。。
68番館を知らない我々は、一路、石川町駅方面・イタリア山公園を目指します。
まず、到着したのは、外交官の家。
テーマはスペイン。
ソファにかかっているのは、フラメンコのショール(マントン?)…なのかな?
刺繍がすごい・・・ゴージャス!です。
家族が集まってゲームをしたりして、過ごすのでしょう。
もちろん、食卓もみんなで囲んで
・・・なのですが、今回の展示、こちらの会場はちょっと寂しかったかな。
他がもりもりにやっていらっしゃる分、ちょっと拍子抜けな感じがあったかも。
外に出て、時刻は16時過ぎ。
ちょっと暗くなりつつある中、ミニチュアの山手西洋館群を発見。
昨年、全国都市緑化よこはまフェアにて港の見える丘公園展示されていたものらしい。
寄贈されて、このイタリア山公園に設置されている。
最後に見学するのは、手前右側の白い壁に緑の窓枠、オレンジの屋根が映えてるブラフ18番館。
ほら、そっくりでしょ?
白地にブルーの十字の旗が掲げてある・・・
ブラフ18番館で見学する、今年最後のテーマは、フィンランドのクリスマスです。
こちらの展示は、ものすごく気合が入ってた。
こんなにすごい飾りが下がっている下で、トナカイ頭の蝋燭を灯す勇気はないけど
迫力も見ごたえも充分です。
ほおぉ、ナイフとフォークをこんなふうに置くのもアリなのかぁ。
というか、このナイフの柄のデザインから見て、こうやって立てるのが正解なのかも。
食器はシンプル。
そういえば、現代の北欧ってこんなイメージだ。
「この模様、好きかも」とネム夫がつぶやいてた。
次の部屋のオブジェも凄い。
このヒヤシンス、全部咲いたら凄い香りだろうねぇ・・・!と夫婦で感嘆。
すごいー!やってみたーーーい!!(でも、ヒヤシンスのお値段が。)
隣のお部屋は、雪と氷の銀世界。
暗くなってきた外の青と、白いオブジェのあたたかな光がとてもよく似あってた。
2階に上がると、また面白いオブジェたちが。
あ、また、ヒヤシンスがいっぱい。
いいなあ、いいなあ、いいなあ!
でも、さすがに家でこうはできないよ、だって、水やりが困るもん、
とネム妻がぶつぶつ言ってたら、ネム夫が近くにいた解説の方に質問。
夫「これ、水やりはどうされてるんですか?」
解説の美女「水はあげません」。
えええええええええ~~~???!!!ウソでしょ!?
美女(美女解説員だったのです)曰く、ヒヤシンスの球根に水やりは必要ないとのこと。
やたら水をやると、茎が伸びすぎてグネッと花が倒れてしまう、
水をやらなければ徒長せず、綺麗に咲かせることができます、と。。。
そうなの?!そうだったの?!!と、またひとつ、お利口になったのでした。
彼女は小さなころに北欧にいらしたそうで、
「北欧では、クリスマスと言えばヒヤシンスなんです」とも。
家の中で華やかに香るヒヤシンスがクリスマスの思い出だなんて、素敵だなあ
私の数少ない北欧のクリスマス知識、ヒンメリもあったし、
寝室にはキラキラの飾り付け。
北欧のクリスマスは美しいなあ。
横浜山手西洋館『世界のクリスマス2018』は、これにて終了。
今回のお散歩でつくづく思ったのは、解説の方の存在って大きいなあ、ってこと。
ひとつ聞くだけ、声をかけていただくだけでも、すごく満足感が高まり、
印象に残る思い出ができたように思います。
次回は、我が家のクリスマスを掲載する予定。
お正月になる前に、ぜひ。
横浜山手西洋館☆世界のクリスマス 2018 ③ [横浜のクリスマス]
エリスマン邸の次は、お隣のべーリックホールです。
イギリス館、111番館は、港の見える丘公園の中に、
234番館、エリスマン邸は道路沿いに建っていますが、べーリックホールは、お庭付き。
道路沿いに大きな鉄扉門があって、大きく育った木々の下を歩いて建物に至る。
何とも見事なモミジの樹影。葉が緑の時は、こんな樹形だとは気づかなかった・・・!
葉側に回ると、目が覚めるように綺麗に紅葉している。
葉が細かく切れ込んでいる。明石潟(アカシガタ)って言うやつ?
今年は紅葉があんまり見れなかったから、なんだか嬉しい。
べーリックホールのテーマは、ドイツのクリスマス。
かわいいなあ。
こんなのを窓辺に置いてみたい・・・。
緑の針葉樹が、床からテーブルへ、そして、テーブルから床へ流れている。
案内の方が、
「テーブルの短辺側から真っ直ぐ見ると、大きなツリーが横たわっているように見えますよ」
と、おっしゃっていた。なるほどねえ。
クリスマスって、緑と赤のイメージが強いけど、こんな色合いもちょっと素敵。
春っぽいかもしれないけど、森の中のピクニックみたい。
大きな暖炉のあるダンスホールは、暖かくて楽しげな雰囲気。
リース代わりの飾りなのかな?
ネム夫はかなり気に入った様子で、どう作られているのか興味津々。
ツリーにチョコが下がってるのも、楽しそう。
ちょっとずつ、無くなっていっちゃいそうだけど・・・(笑)
「どうぞソリに座って、サンタクロース気分を味わってみてください☆」なんて言われたけど、
ちょっと、恥ずかしくてできなかったわ。
でも、このトナカイさんは素敵。お庭に置いてみたいかも…!?(お庭無いけど☆)
二階はご家族のお部屋です。
お子様のお部屋と、
ご主人の書斎、
奥様のお部屋・・・
ほほう、奥様はグリューワインで温まるおつもりですな。
帰りがけ、玄関先でヤドリギを見てたら、
「ヤドリギの実の色の違いは、種類の差なんですよ」
と、案内の方に声をかけられた。
緑の実が実ってオレンジになるわけじゃなく、
オレンジ色の種類のがオレンジ色なんですって。
緑色のは、いつまで待っててもオレンジ色にはならないらしい。
へええ、ひとつお利口になった気分
ここからイタリア山公園方向へ歩くんだけど、ちょっと(ほんのちょっと、ね)離れてるし、
ちょうど3時のおやつの時間だし、ここらで休憩入れときましょうか、
ってことで、途中の『喫茶エリーナ』でひとやすみ。
手作りケーキと、紅茶ニルギリでおやつタイム(いや、もぐもぐタイムか?!)。
ここのケーキは、気取らず、丁寧に作られたホームメイドの味。
甘すぎず、果物の酸味と香りがあって、とっても美味しい。
窓辺に下がっている、クッキーの飾りがかわいかった。
イギリス館、111番館は、港の見える丘公園の中に、
234番館、エリスマン邸は道路沿いに建っていますが、べーリックホールは、お庭付き。
道路沿いに大きな鉄扉門があって、大きく育った木々の下を歩いて建物に至る。
何とも見事なモミジの樹影。葉が緑の時は、こんな樹形だとは気づかなかった・・・!
葉側に回ると、目が覚めるように綺麗に紅葉している。
葉が細かく切れ込んでいる。明石潟(アカシガタ)って言うやつ?
今年は紅葉があんまり見れなかったから、なんだか嬉しい。
べーリックホールのテーマは、ドイツのクリスマス。
かわいいなあ。
こんなのを窓辺に置いてみたい・・・。
緑の針葉樹が、床からテーブルへ、そして、テーブルから床へ流れている。
案内の方が、
「テーブルの短辺側から真っ直ぐ見ると、大きなツリーが横たわっているように見えますよ」
と、おっしゃっていた。なるほどねえ。
クリスマスって、緑と赤のイメージが強いけど、こんな色合いもちょっと素敵。
春っぽいかもしれないけど、森の中のピクニックみたい。
大きな暖炉のあるダンスホールは、暖かくて楽しげな雰囲気。
リース代わりの飾りなのかな?
ネム夫はかなり気に入った様子で、どう作られているのか興味津々。
ツリーにチョコが下がってるのも、楽しそう。
ちょっとずつ、無くなっていっちゃいそうだけど・・・(笑)
「どうぞソリに座って、サンタクロース気分を味わってみてください☆」なんて言われたけど、
ちょっと、恥ずかしくてできなかったわ。
でも、このトナカイさんは素敵。お庭に置いてみたいかも…!?(お庭無いけど☆)
二階はご家族のお部屋です。
お子様のお部屋と、
ご主人の書斎、
奥様のお部屋・・・
ほほう、奥様はグリューワインで温まるおつもりですな。
帰りがけ、玄関先でヤドリギを見てたら、
「ヤドリギの実の色の違いは、種類の差なんですよ」
と、案内の方に声をかけられた。
↑ 写真がボケボケです・・・見えますでしょうか・・・
緑の実が実ってオレンジになるわけじゃなく、
オレンジ色の種類のがオレンジ色なんですって。
緑色のは、いつまで待っててもオレンジ色にはならないらしい。
へええ、ひとつお利口になった気分
ここからイタリア山公園方向へ歩くんだけど、ちょっと(ほんのちょっと、ね)離れてるし、
ちょうど3時のおやつの時間だし、ここらで休憩入れときましょうか、
ってことで、途中の『喫茶エリーナ』でひとやすみ。
手作りケーキと、紅茶ニルギリでおやつタイム(いや、もぐもぐタイムか?!)。
ここのケーキは、気取らず、丁寧に作られたホームメイドの味。
甘すぎず、果物の酸味と香りがあって、とっても美味しい。
窓辺に下がっている、クッキーの飾りがかわいかった。
横浜山手西洋館☆世界のクリスマス 2018 ② [横浜のクリスマス]
前回は違うお話を挟んじゃったけど、
今回は、現在展示中の横浜山手西洋館『世界のクリスマス2018』の連載、その②です。
イギリス館、山手111番館を終えて、外国人墓地を横目に歩き、
お次に見学するのは、山手234番館。
ええと、ここのテーマはイタリア。
現代のファッショナブルなイタリアのクリスマス、とのこと。
どこか見たことがある食器だけどなあ。どこのだっけ?
各国の伝統的なクリスマスを見学していくつもりで歩いていたけど
そうか、それぞれの国の今、っていうのもあるよね。
こういうの、なんていうんだっけ?
子供の頃、クリスマスに教会に行った時も、こういうのがあった気がする。
2階に上がるとどこからか花の香りが。
窓の外の紅葉と、テーブルの真っ赤なバラと。
2階の食器は、少しカジュアルな感じね…
あ、ジノリ!そっか、1階にあったのもジノリだ。
でも、濃厚に香っているのはバラの香りじゃないんだよねぇ…と、思ってたら
納得。そうそう、カサブランカの香りです。
深紅のバラ(マグダラのマリア)と純白のユリ(聖母マリア)、
2人のマリアを象徴する花に彩られた、234番館だったのでした。
お次はお向かいのエリスマン邸。
テーマはモナコ公国。
モナコ公国って、ちっちゃい国だけどラグジュアリーな…とか、
公妃グレース ケリーの美しい姿、、とか、断片的なイメージしかなかったけど…
これはフガスクッキーという、モナコの伝統的なクリスマスの食べ物だそう。
アニスとオレンジの蕾で香りづけしたお水を使って作るのだそうで
女の子にはお人形の形、男の子には雄鶏の形に作るんだって。
こっちは『クリスマスのパン』。(ピントが全然合ってないけど)
現地語では『U Pan de Natale』だそうだけど、読み方がわからない・・・。
昔、各家に窯がなかったころ、
週に一度、共同の窯で日持ちのする固いパンを焼いていたのだそうですが、
クリスマスイブにだけ焼くこのパンは柔らかく、特別なパンだったのだそうです。
パンの上に並んでいる十字架形に並ぶナッツは、一家の信仰心を示しているんだとか。
食べる時は代表者がパンを祝福し、来福を祈るのだそうです。
洋館にはサンルームがある建物が多い。
光が透けて、素敵な飾り。
オレンジとかスパイスとかって、ヨーロッパではクリスマスを感じるものなんだろうな。
今回は、現在展示中の横浜山手西洋館『世界のクリスマス2018』の連載、その②です。
イギリス館、山手111番館を終えて、外国人墓地を横目に歩き、
お次に見学するのは、山手234番館。
ええと、ここのテーマはイタリア。
現代のファッショナブルなイタリアのクリスマス、とのこと。
どこか見たことがある食器だけどなあ。どこのだっけ?
各国の伝統的なクリスマスを見学していくつもりで歩いていたけど
そうか、それぞれの国の今、っていうのもあるよね。
こういうの、なんていうんだっけ?
子供の頃、クリスマスに教会に行った時も、こういうのがあった気がする。
2階に上がるとどこからか花の香りが。
窓の外の紅葉と、テーブルの真っ赤なバラと。
2階の食器は、少しカジュアルな感じね…
あ、ジノリ!そっか、1階にあったのもジノリだ。
でも、濃厚に香っているのはバラの香りじゃないんだよねぇ…と、思ってたら
納得。そうそう、カサブランカの香りです。
深紅のバラ(マグダラのマリア)と純白のユリ(聖母マリア)、
2人のマリアを象徴する花に彩られた、234番館だったのでした。
お次はお向かいのエリスマン邸。
テーマはモナコ公国。
モナコ公国って、ちっちゃい国だけどラグジュアリーな…とか、
公妃グレース ケリーの美しい姿、、とか、断片的なイメージしかなかったけど…
これはフガスクッキーという、モナコの伝統的なクリスマスの食べ物だそう。
アニスとオレンジの蕾で香りづけしたお水を使って作るのだそうで
女の子にはお人形の形、男の子には雄鶏の形に作るんだって。
こっちは『クリスマスのパン』。(ピントが全然合ってないけど)
現地語では『U Pan de Natale』だそうだけど、読み方がわからない・・・。
昔、各家に窯がなかったころ、
週に一度、共同の窯で日持ちのする固いパンを焼いていたのだそうですが、
クリスマスイブにだけ焼くこのパンは柔らかく、特別なパンだったのだそうです。
パンの上に並んでいる十字架形に並ぶナッツは、一家の信仰心を示しているんだとか。
食べる時は代表者がパンを祝福し、来福を祈るのだそうです。
洋館にはサンルームがある建物が多い。
光が透けて、素敵な飾り。
オレンジとかスパイスとかって、ヨーロッパではクリスマスを感じるものなんだろうな。
3年 [ねこ]
12月16日はネネムの命日だった。
あれから3年、毎月の月命日にはネネムの骨壺を20分膝に抱き、
年に一度の命日には、一日中、ちょこちょこ骨壺を撫でまわす。
バイト先の社員さんに、
「友達の家で子猫が生まれたの。ね、ね、引き取らない?あと一匹なの。」と言われ、
顔どころか、写真も見ずに引き取ることになったウシ柄猫がネネムでした。
決める時、母に「猫は20年くらい生きるのよ。ちゃんと覚悟をしなさいよ。」と言われ、
その時は、20年なんて遥か先の話のように思ったけど、
ネネムとの19年は私には短く、全然足りなかった。もっとずっと、一緒にいたかった。
びっくりするほど賢くて、しっかり者で、控えめで、優しくて、
飼う前は、猫とこんなにも分かり合える関係が築けるとは思ってなかったけど、
ネネムは間違いなく私にとって『特別』だったし、それは今も変わらない。
逝ってしまってからもずっと動かせなかった、ネネムがキャットタワーまで運んだ猫砂は
タネリを迎えるにあたって片付けたけど、絶対に捨てられない。
もう一度、この背中に抱きつけるのなら、なんだってする。
そう思うけど、この世にいる限り叶わないことなんだってことは、
3年かかってようやく身に染みたように思う。
今年、命日である12月16日の少し前から、ネネムは帰ってきてた気がする。
というのも、先週の中頃、ひょっこりネネムのお気に入りの耳かきが出てきたのだ。
ネネムは耳かきが大好きで、隙をみては舐めまわし、
ふわふわの梵天をケチャケチャにしちゃってたのが一本あって
私は宝物として大事にしていたのだが、
去年のある朝、おそらくはタネリの仕業で行方不明になっていた。
これが突然、掃き出し窓のサッシから出てきたのだ。
たぶん、ネネムが遊びたくてみつけたんだと思う。
3年目の午後は、ずっとキャンドルを灯して
ネネムがとろけそうにうっとりしてた床暖房をつけて
暖かいリビングでみんなで過ごしました。
きっと、ネネムもゆっくりできたはず。
骨壺のネネムを膝に乗せているとき、じーっとネム妻を見ていたタネリ君、
さっき、ネネムの写真を見返して大泣きしてたら走り寄ってきてくれたね。
君もどんどん、
私達にとってかけがえのない、『特別』な君としての歴史を築いていくんだね。
長生きしてね。
ずっと、一緒にいてね。
あれから3年、毎月の月命日にはネネムの骨壺を20分膝に抱き、
年に一度の命日には、一日中、ちょこちょこ骨壺を撫でまわす。
バイト先の社員さんに、
「友達の家で子猫が生まれたの。ね、ね、引き取らない?あと一匹なの。」と言われ、
顔どころか、写真も見ずに引き取ることになったウシ柄猫がネネムでした。
決める時、母に「猫は20年くらい生きるのよ。ちゃんと覚悟をしなさいよ。」と言われ、
その時は、20年なんて遥か先の話のように思ったけど、
ネネムとの19年は私には短く、全然足りなかった。もっとずっと、一緒にいたかった。
びっくりするほど賢くて、しっかり者で、控えめで、優しくて、
飼う前は、猫とこんなにも分かり合える関係が築けるとは思ってなかったけど、
ネネムは間違いなく私にとって『特別』だったし、それは今も変わらない。
逝ってしまってからもずっと動かせなかった、ネネムがキャットタワーまで運んだ猫砂は
タネリを迎えるにあたって片付けたけど、絶対に捨てられない。
もう一度、この背中に抱きつけるのなら、なんだってする。
そう思うけど、この世にいる限り叶わないことなんだってことは、
3年かかってようやく身に染みたように思う。
今年、命日である12月16日の少し前から、ネネムは帰ってきてた気がする。
というのも、先週の中頃、ひょっこりネネムのお気に入りの耳かきが出てきたのだ。
ネネムは耳かきが大好きで、隙をみては舐めまわし、
ふわふわの梵天をケチャケチャにしちゃってたのが一本あって
私は宝物として大事にしていたのだが、
去年のある朝、おそらくはタネリの仕業で行方不明になっていた。
これが突然、掃き出し窓のサッシから出てきたのだ。
↑ 3年前、旅立つネネムには綺麗な方の耳かきを持たせてあげました。
この1年、毎日何度も窓の開け閉めはしたし、掃除だって多少はしてたのに…たぶん、ネネムが遊びたくてみつけたんだと思う。
3年目の午後は、ずっとキャンドルを灯して
ネネムがとろけそうにうっとりしてた床暖房をつけて
暖かいリビングでみんなで過ごしました。
きっと、ネネムもゆっくりできたはず。
骨壺のネネムを膝に乗せているとき、じーっとネム妻を見ていたタネリ君、
さっき、ネネムの写真を見返して大泣きしてたら走り寄ってきてくれたね。
君もどんどん、
私達にとってかけがえのない、『特別』な君としての歴史を築いていくんだね。
長生きしてね。
ずっと、一緒にいてね。
横浜山手西洋館☆世界のクリスマス 2018 ① [横浜のクリスマス]
先週終わりごろから、本格的な冬の寒さがやってきた。
来週はまた、最高気温が15℃ぐらいになる、という予報が出ているけど
とにかく今は、寒い日が続いている。
我が家のクリスマス飾りは日々少しずつ進んだ結果、ほぼ、完成しているので
寒い外をよそに、リビングはあたたかな雰囲気になってる・・・と思う。
我が家のクリスマスはまた後で記録することにして、
まずは、先週末にふたりで回った、山手西洋館のクリスマスを。
今年も西洋館のクリスマスは、それぞれの建物ごとに各国のクリスマスをテーマに飾り付け。
タイトルは『世界のクリスマス 2018』。期間は、12月1日(土)~12月25日(火)、入場無料。
8館で8か国のクリスマスを紹介しており、ぐるっと回ると良いお散歩になる。
私達が回ったのは、12月8日(土)。
午前中にちょっと用を済ませて、元町商店街でパンを買ってアメリカ山公園でかじっていたら
トンビ???
海際では見かけるけど、こんなところにも来るのね。
ふわふわのおなかに、手、じゃなくて、足がぷらんとしてて意外にかわいい・・・
ともあれ、出発、出発!
クリスマスは公園の植え込みも気合が入ってる。
夕方から何かイベントがあるらしい。
きっと、これはライトアップの一部ね。
ちょっと前まで暖かかったせいか、バラも綺麗に咲いている。
アメリカ山公園から、港の見える丘公園へ。
最初に目指すはイギリス館。テーマはもちろん、イギリス。
イギリスはイギリスでも、今年のテーマはスコットランド。
今さらながら、スコットランドの国旗がブルー地に白のバッテンだと知ったネム妻。
建物の入り口に掲げられていた国旗について、
「あの旗はどういう?」とボランティア案内の方に思わず聞いてしまい、
夫と案内の方に声を揃えて「え、いやあれはスコットランドの!」と言われてしまった。
へえぇ、赤いのもあるんだなあ。
たしかこれはスポードというメーカーの食器。青いのは知ってるけど、赤は初めて。
ツリーにもパンが飾られている。このパンは、『ユールブレッド』というらしい。
かつてスコットランドでは、Yule(ユール)=冬至を祝うお祭りがあって
その時に焼かれたパンらしい。
キャラウェイシードが入ってるそうだけど、どんな味がするんだろう。
公園内を突っ切って、次に目指すは山手111番館。
こういう、秋冬の少し荒れた感じも好きだな、なんて言いながら。
111番館で出迎えてくれたのは、ふわっふわのヒツジさん。
座ったら最後、ふわっふわじゃなくなっちゃう気がする。
ブラシでお手入れとかがするのかな?と思ったら、
一応、椅子だし、耐荷重100キロ以上だけど、置物として作っているらしい。
『ハグみじゅうたん』という、じゅうたんメーカーで販売されていて
バルト三国のひとつ、エストニアのサーレマー島の工房で手作りされている、とのこと。
というわけで、111番館はエストニア。
可愛いテーブルに可愛い雑貨や食器、
オーソドックスで素朴なリース。
寒くて暗い冬を、家の中で明るく楽しく過ごすんだろうな、きっと。
窓の外に、氷の世界が見える気がした。
今回はここまで。
来週はまた、最高気温が15℃ぐらいになる、という予報が出ているけど
とにかく今は、寒い日が続いている。
我が家のクリスマス飾りは日々少しずつ進んだ結果、ほぼ、完成しているので
寒い外をよそに、リビングはあたたかな雰囲気になってる・・・と思う。
我が家のクリスマスはまた後で記録することにして、
まずは、先週末にふたりで回った、山手西洋館のクリスマスを。
今年も西洋館のクリスマスは、それぞれの建物ごとに各国のクリスマスをテーマに飾り付け。
タイトルは『世界のクリスマス 2018』。期間は、12月1日(土)~12月25日(火)、入場無料。
8館で8か国のクリスマスを紹介しており、ぐるっと回ると良いお散歩になる。
私達が回ったのは、12月8日(土)。
午前中にちょっと用を済ませて、元町商店街でパンを買ってアメリカ山公園でかじっていたら
トンビ???
海際では見かけるけど、こんなところにも来るのね。
ふわふわのおなかに、手、じゃなくて、足がぷらんとしてて意外にかわいい・・・
ともあれ、出発、出発!
クリスマスは公園の植え込みも気合が入ってる。
夕方から何かイベントがあるらしい。
きっと、これはライトアップの一部ね。
ちょっと前まで暖かかったせいか、バラも綺麗に咲いている。
アメリカ山公園から、港の見える丘公園へ。
最初に目指すはイギリス館。テーマはもちろん、イギリス。
イギリスはイギリスでも、今年のテーマはスコットランド。
今さらながら、スコットランドの国旗がブルー地に白のバッテンだと知ったネム妻。
建物の入り口に掲げられていた国旗について、
「あの旗はどういう?」とボランティア案内の方に思わず聞いてしまい、
夫と案内の方に声を揃えて「え、いやあれはスコットランドの!」と言われてしまった。
へえぇ、赤いのもあるんだなあ。
たしかこれはスポードというメーカーの食器。青いのは知ってるけど、赤は初めて。
ツリーにもパンが飾られている。このパンは、『ユールブレッド』というらしい。
かつてスコットランドでは、Yule(ユール)=冬至を祝うお祭りがあって
その時に焼かれたパンらしい。
キャラウェイシードが入ってるそうだけど、どんな味がするんだろう。
公園内を突っ切って、次に目指すは山手111番館。
こういう、秋冬の少し荒れた感じも好きだな、なんて言いながら。
111番館で出迎えてくれたのは、ふわっふわのヒツジさん。
座ったら最後、ふわっふわじゃなくなっちゃう気がする。
ブラシでお手入れとかがするのかな?と思ったら、
一応、椅子だし、耐荷重100キロ以上だけど、置物として作っているらしい。
『ハグみじゅうたん』という、じゅうたんメーカーで販売されていて
バルト三国のひとつ、エストニアのサーレマー島の工房で手作りされている、とのこと。
というわけで、111番館はエストニア。
可愛いテーブルに可愛い雑貨や食器、
オーソドックスで素朴なリース。
寒くて暗い冬を、家の中で明るく楽しく過ごすんだろうな、きっと。
窓の外に、氷の世界が見える気がした。
今回はここまで。
クリスマスの準備 [日々のこと]
とうとう12月。2018年も今月でおしまいです。
あれこれやりたいとは思うものの、
言い訳をしながら結局何もしなかった、という日々を、もう何年も過ごしているような気がする。
11月の終わり、我が家のベランダではモミの木がスタンバイしていた。
以前はベランダで鉢植えのモミの木を育て、毎年大きくなるのを楽しみにしていたのだけど
去年も今年も、IKEAの「本物のモミの木」を購入しています。
実は、うちのモミの木は…枯れてしまったのです。
原因は、夏の暑さとコガネムシの幼虫だと思われますが、一番の原因はコガネムシ
我が家はベランダ越しにケヤキの大木があるため、虫はやや多いの方なのですが
一昨年のコガネムシ被害はかなり酷かった
成虫の『葉を食い荒らす』被害は気にならない程度だったのですが
幼虫の『植物の根を食い荒らす』被害は甚大で、モミの木もこれにやられたのです。くやしい!!
IKEAのモミの木は切られている木なので、少しずつ、枯れていきます。
思ったより長持ちすることに驚きはありますが、家の中に入れると葉っぱが落ちてちょっと厄介。
というわけで、ベランダに設置して窓越しに楽しんでます。
飾り付けは、去年100均で買った手芸用の金色のボール。
確か、3パック買ったから300円。
他の鉢に水を遣るついでに、モミの木にも水をジャバーッとかけてます。
ちょっとは乾燥対策になるかな?と思って…
意外に窓の外のクリスマスツリーは気に入ってます。
で、12月頭の週末は、リビングとダイニングのライトアップ(?)。
ネム妻はおチビなので、こういうことは夫にやってもらいたいから週末に。
ここに、枯れ枝を足してオーナメントを飾る予定です。
ちなみに、去年は枯れ枝だけでオーナメントを飾っておりました。
↑ これが去年の写真。
今年は緑のガーランドを付け足して、クリスマスっぽさが出るかしら?
週が明けて、
ハロウィンに蜘蛛の巣をかけていたダイニングテーブルの上の枝にも、ちょっと飾りを付けてみた。
金色のどんぐり、お気に入り。
同じ箱から出てきた鳥をリースに乗っけて、
IKEAで買った金色のハリネズミは、胡蝶蘭の根元に置いちゃえ。
今年は一気に飾るのではなくて、毎日ちょこちょこ飾っていこうかな、と思っている。
妻の方はこれからだらだらとクリスマス準備だけど、夫は大仕事をすでに終えている。
毎年11月に作るフルーツケーキを、今年も仕込み済みです。
たっぷりのドライフルーツと、
ナッツをゴロゴロ混ぜ込んで、
焼きあがったケーキにラム酒をたっぷり。。
11月中は、1週間に一度ラム酒を塗って、塗って、塗って、
12月は、クリスマスまで休ませておく。(だから、今は休眠中。)
という具合に、クリスマス準備をぼちぼち進めているというのに、
今日はなんともヘンテコな天候だった。
何しろ、家の中の温度計は
21℃!!?
すごく晴れてるけど、温くて強い風が吹き荒れ、
ゴミのようにみえるのは葉っぱなんだけど…
とにかく、ものすごい勢いでケヤキの葉っぱを蹴散らした。
綺麗に咲いていたシュウメイギクも、
あららららー。
ベランダには花びらとケヤキの枯れ葉が舞い踊り、
茶色のしましまはかぶりつき。
***お ま け***
・・・返してねー。 それは、のりのフタですよ。
あれこれやりたいとは思うものの、
言い訳をしながら結局何もしなかった、という日々を、もう何年も過ごしているような気がする。
11月の終わり、我が家のベランダではモミの木がスタンバイしていた。
以前はベランダで鉢植えのモミの木を育て、毎年大きくなるのを楽しみにしていたのだけど
去年も今年も、IKEAの「本物のモミの木」を購入しています。
実は、うちのモミの木は…枯れてしまったのです。
原因は、夏の暑さとコガネムシの幼虫だと思われますが、一番の原因はコガネムシ
我が家はベランダ越しにケヤキの大木があるため、虫はやや多いの方なのですが
一昨年のコガネムシ被害はかなり酷かった
成虫の『葉を食い荒らす』被害は気にならない程度だったのですが
幼虫の『植物の根を食い荒らす』被害は甚大で、モミの木もこれにやられたのです。くやしい!!
IKEAのモミの木は切られている木なので、少しずつ、枯れていきます。
思ったより長持ちすることに驚きはありますが、家の中に入れると葉っぱが落ちてちょっと厄介。
というわけで、ベランダに設置して窓越しに楽しんでます。
飾り付けは、去年100均で買った手芸用の金色のボール。
確か、3パック買ったから300円。
他の鉢に水を遣るついでに、モミの木にも水をジャバーッとかけてます。
ちょっとは乾燥対策になるかな?と思って…
意外に窓の外のクリスマスツリーは気に入ってます。
で、12月頭の週末は、リビングとダイニングのライトアップ(?)。
ネム妻はおチビなので、こういうことは夫にやってもらいたいから週末に。
ここに、枯れ枝を足してオーナメントを飾る予定です。
ちなみに、去年は枯れ枝だけでオーナメントを飾っておりました。
↑ これが去年の写真。
今年は緑のガーランドを付け足して、クリスマスっぽさが出るかしら?
週が明けて、
ハロウィンに蜘蛛の巣をかけていたダイニングテーブルの上の枝にも、ちょっと飾りを付けてみた。
金色のどんぐり、お気に入り。
同じ箱から出てきた鳥をリースに乗っけて、
IKEAで買った金色のハリネズミは、胡蝶蘭の根元に置いちゃえ。
今年は一気に飾るのではなくて、毎日ちょこちょこ飾っていこうかな、と思っている。
妻の方はこれからだらだらとクリスマス準備だけど、夫は大仕事をすでに終えている。
毎年11月に作るフルーツケーキを、今年も仕込み済みです。
たっぷりのドライフルーツと、
ナッツをゴロゴロ混ぜ込んで、
焼きあがったケーキにラム酒をたっぷり。。
11月中は、1週間に一度ラム酒を塗って、塗って、塗って、
12月は、クリスマスまで休ませておく。(だから、今は休眠中。)
という具合に、クリスマス準備をぼちぼち進めているというのに、
今日はなんともヘンテコな天候だった。
何しろ、家の中の温度計は
21℃!!?
すごく晴れてるけど、温くて強い風が吹き荒れ、
ゴミのようにみえるのは葉っぱなんだけど…
とにかく、ものすごい勢いでケヤキの葉っぱを蹴散らした。
綺麗に咲いていたシュウメイギクも、
あららららー。
ベランダには花びらとケヤキの枯れ葉が舞い踊り、
茶色のしましまはかぶりつき。
***お ま け***
・・・返してねー。 それは、のりのフタですよ。