七草 [お正月]

今日は七草の日。
我が家の朝食は七草がゆでした。
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例年通り、我が家の七草がゆはお餅入り。
今年は残っていたのがピンクのお餅で、ちょっと可愛くなっちゃいました[あせあせ(飛び散る汗)]

七草はスーパーで売ってたパック詰めの七草。
はこべ(ら)が異常に多いけど、ちゃんと七草揃ってました。
朝は忙しいので、昨夜のうちにお米は洗って水につけて鍋にセット!
七草は刻んで下茹でしておきます。
朝、お鍋を30分弱火にかけて食べる直前に七草と塩ひとつまみ、
トースターで焼いたお餅を入れれば完成です。(作り方→
毎日おかゆの朝食でも良いくらい簡単~[るんるん]
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手製の日野菜の漬物と、頂きものの塩昆布を付けました。
これで今年も無病息災!のはず。

さて、我が家ではお正月に使った祝い箸の出番がこれで終了。
毎年、箸袋に清水(年明け最初に汲んだ水)で名を書くのですが
これが捨てられなくて何となくためてます。
どうしようかな~、と思いつつ…
結局今年もいつもの引き出しにしまいました。

鏡餅について [お正月]

うちのお鏡は昔ながらのむき出しのお餅です。
下のお餅が5寸のもの。
1寸が約3cmなので、だいたい直径15cmです。
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なかなか生のお餅が手に入らないので、近所の和菓子屋さんにお願いしてます。
それなりの値段だし、受け取った時はうっすら柔らかいし
きっと食べたら美味しいのだと思いますが…
鏡開き頃にはカビカビになっちゃうので食べません[たらーっ(汗)]

小さい頃はカビを取って水餅にして…というのも体験しましたが、
やはり今の住宅事情…特にマンションのように暖かな部屋にあっては
カビ具合が半端ないのです。

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これが正面から見たところ。
今年のダイダイは葉っぱがモサモサ。
ダイダイの下は串柿。その下にのし昆布を垂らします。
この串柿とのし昆布が曲者で手に入り難いです。
大阪では簡単に手に入れてたのですが、関東ではあまり使わないのかなあ。。。
今年は川崎ラゾーナでGetしました。
串柿は本来干し柿が10個なのですが、お鏡の大きさに合わせて小さめに。
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お餅の下にはゆずり葉と裏白。
ゆずり葉は実は初めて使いました。
たぶん、飾り方が違ってると思われますが、まあ…いっか。
(餅にこだわる割にはいい加減[あせあせ(飛び散る汗)]

お節で祝う [お正月]

今年もいつもと同じ、お節を用意しました。
うちのお節はほとんど手作り…でも、無い物もある。。。(^^;

まず、一の重。
一の重.jpg
手前右から時計回りに、
・数の子
・車エビのふくめ煮
・黒豆
・ごまめ
・紅白かまぼこ
・栗きんとん
真ん中に、
・柚子釜入りの紅白なます

栗きんとんが夫作。黒豆は叔父が送ってくれる瓶詰めのものです。
栗きんとんは食べやすいように甘さ控えめにして、茶巾に。
黒豆は毎年叔父が送ってくれるので、瓶詰めに甘えています。
今年はごまめが大成功でした[るんるん]

二の重
二の重.jpg
やはり手前右から、
・銀杏の松葉通し
・鶏のローズマリー焼き(銀杏の下)
・くわい煮
・ぶりの照り焼き
・昆布巻き
・花レンコン
真ん中に、
・金柑の甘露煮

銀杏は夫作。
昆布巻きは身欠ニシンを巻き、コトコト煮しめて作りました。
くわいは伯母が送ってくれたものを煮ました。
『芽が出る』ためにも芽を大事に温存です[かわいい]
今年は丁寧にあく抜きをしたせいか、くわいと金柑が◎[グッド(上向き矢印)]
やっぱりあく抜きって大切なんですね。

三の重
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三の重はお煮しめです。
ひとつずつ下ごしらえをし、お風呂に入れるように順番に煮たので
『煮しめ』てはいないのですが…[爆弾]
よって、結構薄味なお煮しめです。
人参はもちろん、実家からやってきた京人参。
ねじり梅に細工切りしました。

このしぶ~いお節を入れているのは、こでまり柄の重箱です。
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この小ぶりな重箱は、私の宝物[るんるん]

お雑煮は恒例の白味噌雑煮。
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入っているのは、
人参、大根、小芋、焼き豆腐、うす揚げ、結び昆布。
お餅はもちろん丸餅!の関西風雑煮です。
人参、大根は丸い輪切り、小芋は亀甲の薄切り、
正月から焼き餅を焼くな、というわけで、焼かない丸餅とこだわるのに
なぜ、焼き豆腐が入るのかは謎。(でも、おいしい。)

もうひとつ大事なものは、祝い鯛。
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焼き立てが美味しい、と信じる私は、朝から焼きます。

お節、お雑煮、祝い鯛と並んだら、やっぱりお屠蘇で新年のご挨拶。
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屠蘇散をみりん+清酒に前夜から漬けておきます。
今年の清酒は、大吟醸『頌歌』。
横浜高島屋でお勧めされて、購入しました。
後味超スッキリ☆で、夫が大絶賛しております。
(*注:夫はさほどイケる口ではございませんが。)

お節はたたき牛蒡など無い物もありますし、
菊花かぶの甘酢漬けは結局作れなかった。。。
でも、いつも通りの一年のはじまりに安堵した元旦の朝でした。


 

元旦 [お正月]

明けましておめでとうございます。
元旦の横浜は風もなく良い天気です[ぴかぴか(新しい)]
我が家は無事、二人と一匹で穏やかな新年を迎えております。
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祝い鯛.jpg
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いせ辰.jpg
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本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日 [お正月]

ただいま、新年の準備に大忙しです。
もう20時を超えたというのにまだまだ終わりません。

しめ縄は、これです。妻の手作りです。
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鏡餅は和室の箪笥の上に飾ることにしました。
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おせち料理が重箱に詰められる状態になるのは、まだ数時間程先になりそうです。
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おせち_材料一部.jpg
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こうなることは判っていたので、昨日たくさん作っていたおでんを昼食としました。
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基本的には、殆どを妻が行っていますが私も少しお手伝い…
次々と使用される鍋や食器を洗い続け、私の担当の料理を作ります。

栗きんとんは、毎年私が担当しています。
今年は、1kgもあるサツマイモが手に入りました。
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あとは栗を入れて巾着型に仕上げれば出来上がりです。
さてこれから伊達巻を作って、年越し蕎麦の準備をしなければいけません。

この忙しい時に鰹節が入ってた箱で呑気に遊んでる者が1名。
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来年もよろしくお願し致します。

お節 [お正月]

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結婚しようと決めた日、その足で私が探しに行ったのは重箱でした。
黒塗りの格調高い重箱も良いけど、私にはそぐわないような…
ふと目に留まったのがコデマリ柄の、洗朱の重箱でした。
年末に奇をてらわないお節を作って迎えるのが
私の理想のお正月なのです。

【一の重】
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【二の重】
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【三の重】
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お雑煮 [お正月]

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うちのお雑煮は白味噌仕立てです。
中に入っているのは
大根、金時人参、小芋、焼き豆腐、あぶらあげに丸餅です。
大根と人参は丸く小芋は亀甲に切り、お餅は焼きません。
出しを取った昆布を結んで飾りに使ってます。

ちなみに雑煮椀は、私の兄夫婦から貰った結婚祝の一部で買ったもの。
じぱんぐ工房のもので、重箱の朱色に合わせました。
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お正月飾り [お正月]

お正月飾りは年末30日の午前中にしました。

1.玄関のお飾り
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どうも出来合いのお飾りは華やか過ぎて苦手です。
実家にいたころから、これを作るのは私の役目でした。
松と葉付きみかん、千両の枝を付けました。

2.御鏡
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三方がないので、切手盆に懐紙をひいて飾っています。
裏白、のし昆布、干し柿、ダイダイだけのシンプルな飾りです。
関東でのし昆布や御鏡用の干し柿は手に入りにくく、毎年苦労していますが
夫婦揃って実家の飾り方がこうなので、やはりこの形がしっくりきます。
(ただし、紋入りの風呂敷をひいたり、切手盆を使うのはオリジナルです。)

3.玄関
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玄関のお飾り用に買った葉付きみかんが余ったので、丸いお盆に盛って飾りました。
壁に貼ってある松の絵のつづれ織りは、お鏡を飾った切手盆、紋入り風呂敷とセットのもので
結婚の折に夫の実家から贈られたものです。
壁に貼るものでないのは重々承知ですが、いいかな…なんて。。。

4.羽子板
伯母お手製の羽子板の飾りです。
伯母は若いころからずっと刺繍を続けていて、すばらしい出来です。
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5.張り子のトラ
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一昨年の夏、出雲に行った時に製造元に行って買ってきた張り子のトラです。
すごく気に入っているので、寅年のお正月を心待ちにしてきました。
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う~ん、良い顔です!