受け入れられない腹巻き [ねこ]

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これが今のネネム。
ハロウィンの夜以降、食欲も出たしいつものリズムを取り戻しています。
ネネムはどのお医者さんに行っても言われる通り、おとなしくてのんびりした性格です。
他の猫や人を威嚇することもなく、何でも受け入れてしまう猫。
今日はお天気が良いので窓際でひなたぼっこしてます。
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前回は落ち込んだエリザベスカラーも…
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今回はあんまり気にしていない様子。
(ちょっと小さめなのも許せる範疇なのかも。)

でも、そんなネネムが今、どうしても受け入れられないもの…
それは…
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腹巻き!!
なんとか舌が届く端っこのほうを、ケチャケチャにしちゃってます。

病院に行く日は明日。
取っちゃダメか、聞いてみようね。

アイリッシュティーブラック [ハロウィン]

ハロウィンの前日、夫がランタンを作っているのを横目に私はお菓子を作っていました。
後でもっとすごいのを作ってやる…と思いつつ、私が作っていたのは…
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『アイリッシュティーブラック』というケーキです。(レシピはクックパッドで発見しました。)

ハロウィンはもともと古代アイルランド(ケルト人)の祭事だそうです。
ケルトの人々にとって10月31日は夏の終わり。1年の前半の終わりです。
この日の晩はこの世とあの世が交差し、死者の霊、魔女や妖精が現れると信じられていたそうで、
悪霊を追い払うために恐ろしい格好をして町を音を立てながら練り歩いたのだとか。
日本における大晦日の追儺(ついな)のようなもの…なのでしょうか。。。
死者の霊も帰ってくるわけで、お盆と大晦日が同時に来たような感じなのかもしれません。

翌日から一年の後半が始まるためか、この日に占いをするのだそうです。
ここで、このレーズンケーキの出番です。
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真ん中にみえる白い欠片のようなもの、これはそら豆です。
ケーキの中に色々なものを入れておき、何が出るかで占ったそうで、
そら豆が入っていたら『お金持ちになる』ということなのだそうです。
他に、指輪が入っていたら早婚、コインやボタンは独身、えんどう豆は貧乏になるという意味。
早婚、独身は私達夫婦には過ぎたことだし貧乏は嫌なので…卑怯にもそら豆だけ入れました。
(生ではなく、「黒糖そら豆」というお菓子です。)
このケーキ、バターや牛乳は入っておらずレーズンがぎゅうぎゅう。
レーズン嫌いにはお勧めできませんが、薄めに切って秋の夕べのお茶に添えるにはぴったりです。
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キャンドルの炎を眺めながら、猫を膝に乗せて静かな夜を過ごしました。
(ネネムはなんと2時間も膝に乗っていましたよ!)