コーヒー農園とジャランジャラン

２０１４年１０月のバリ旅行について記述中。４日目は車をチャーターしました。

ジャティルウィの風を堪能した私達が次に向かったのは、コーヒー農園。
この日の私達は、「ジャテルウィに行きたい！」以外ノープラン。
そこで、ガイドのスマさん提案のコーヒー農園へ行く事にしました。

農園ではコーヒーの木の合間に南国の植物が生えている（植えている？）。
パパイヤ（たぶん）が生ってたり、


イガグリ頭みたいな大きな実のなっているこの木は『ナンダ』という木なんだって。
（「ナンダって何？」とスマさんに聞いたら困った顔をされました。ごめんなさい。）
木々の合間にカゴを発見。

これは闘鶏用の鶏達。
闘鶏もさかんに行われているらしい。

どうやら農園は見学することを前提に歩くコースができている。
生豆→焙煎した豆をより分けて→粉にする・・・という展示（？）とか


焙煎風景のデモンストレーション（？）もあり。
スルスルと案内されるままに進むと、試飲コーナーに。

高麗ニンジン入りのコーヒーとか、その他お茶の類とか、とってもカラフル。

バリはなかなかのコーヒーの産地で、『バリ・コピ』と称したお土産物としていっぱい売っています。
普通のコーヒーの他に、有名なのは『コピ・ルアック』。
ジャコウネコ（ルアック）の糞から回収した豆なんだけど、かなりの高級品です。
コピ・ルアックは有料（５万ルピア）で試飲可・・・せっかくだから、と夫は試飲することに。

ルアックはちょっとカッコいいヤツで入れてくれます
バリでは粉にしたコーヒーと砂糖（かなり多め）をカップに入れて、
そこにお湯を注いで撹拌し、粉が沈殿するのを待って上澄みを飲むのが普通なんだけど、
これはサイフォン式で抽出してくれました。
味は・・・コーヒー通ではないので正確なところはわからないけど・・・夫は「普通」と・・・
たぶん、たぶん、なのですが、本来のコピ・ルアックが絶品なのは、
自然のジャコウネコが良く実った美味しい豆を選んで食べているからなのではないか、と。
で、ここのジャコウネコちゃんは・・・

餌として与えられた豆を食べているから、グルメっぷりを発揮できていないのではないかしら。

他に行きたい所は？と聞かれるも、とっさに思いつけずウブドへ戻りました。
大きめのスーパーで下ろしてもらってちょっと早めに５時間チャーター終了。
スーパーをウロウロして少し買い物をして、さて、今日もジャラン・ジャラン（散歩）

この、巨大でカッコいいのは英雄アルジュナ像。
アルジュナ像を発見して、やおらネム妻はスタスタスタスタ・・・
だって私達、まだお昼ご飯を食べてないもん！！

今日のランチは、アルジュナ像近くのWarung Mangga Maduで。
出発前のネットサーフィンで、やたら評判の良いローカルワルンとして記憶していたのです。
ワルンというのは食堂のことです。
ネットで評判だったのは、アヤム・ケジュというもの。

アヤム＝鶏肉、ケジュ＝チーズという意味で、鶏肉とチーズのカツ。
切るとチーズがとろ～り、と評判です。
でも、それより私達が気に入ったのはコレ！

『コレ！』なんて自信満々に言う割には、何だったのか
何かお肉を煮込んだもので・・・とっても美味しかったのです。
あと、空芯菜の炒め物も後引く美味しさでした。
ミーゴレン、アヤムケジュ、何かわからないもの、空芯菜、アイスティー２つで106，000ルピア。
だいたい９５０円くらい・・・ローカルワルン、おそるべし。

ランチの後はさらにジャラン・ジャラン。





どうする気？といわれても、こんな石像も欲しい。。
ベランダにでも置く・・・？

お店の前や、道の角にチャナン。
私達には無造作に置かれてるように見えるけど、当たり前に祈りが伴っている。

途中、休憩をしたのも、かなりローカルなワルン。
ホットティーが一つ５０円くらいで、壁には何匹もヤモリちゃんがくっついてた。

もうちょっと歩いて懐かしいお店を発見。
ミロズ・ガーデンです


ちょっと小腹がすいた、と夫がサンドイッチを頼む。
ミックスジュース、フレッシュミントティー、カレーエッグサンドを注文し
ＴＡＸ込み９９，０００ルピア≒８８０円。
１６年前初めてバリに来た時、このお店の近くのホテルに泊まったネム妻。
『プリンガジュイタウォーターガーデン』という小さなホテルでした。
お湯がすぐに水に変わっちゃうし、エアコンもないホテルだったけど、
苔むした石の彫刻がそこかしこにある素敵な庭があり、美しく装飾が施された建物で
たしか、もとは王族の館だったと言っていたと思います。
残念ながら、今はホテルとしては営業していないみたい・・・
（ネットで検索すると、どうやらハネムーンゲストハウスとやらになってる？？コチラ→＊）

あの時、近いから、と、何度もこのカフェに来てたなあ。
バリはずいぶん物価が上がって、ここのカフェもお値段が上がったけど、
柱にヤモリは変わってない。
ミックスジュースの美味しさも、のんびりした空気も変わってない。

この日の夕食はヴィラのダイニングで。

ここで過ごす夜は、これが最後だから。

コメント 7

珈琲って世界各地で作られているんですねえ。
アジアのお食事はやっぱり美味しそう。
もう最後の夜なのですね・・・名残惜しいですね。

by めぎ (2015-08-10 01:35) 

私も、コーヒー農園行きましたが、多分ここじゃないかなあ？
ルアックコーヒーの試飲させてくれるんですよね？
私も、ルアックコーヒーは野生のジャコウネコが豆を選別してるからいいんであって、飼育されてるのはどうかと思うんですが・・・。
バリは本当、飲食費が安くて（というか物価全般安くて）、うれしくなっちゃいますよね～♪
by JUNJUN (2015-08-10 02:25) 

そうか、コーヒーも採れるんですね。南国は豊かでうらやましい。メニューも美味しそうなものばかり。
ジャコウネコさん、眠たそう。そういえば、関係ないけど、ムーミンにジャコウネコさんっていなかったっけ？
by あーる (2015-08-10 12:33) 

コーヒー園でおいしいコーヒーを飲みたい(^▽^;)
昨日は大荒れのお天気、猫たちは大雨の音や雷で寝不足だったのか夜はよく寝ていました(笑)
by green_blue_sky (2015-08-11 06:14) 

農園になってる実が南国〜♪　
闘鶏のカゴも魅力的。　ほしいなぁ・・・何に使うと言われても困るけど＾＾；。
そういうもんですよねぇ。
食事もなじみやすそうなものばかりでいいな。　
あっという間に最後の夕食だなんて、楽しい時間は早く過ぎていきますね。
by Inatimy (2015-08-11 17:59) 

PS
応援コメントありがとうございます。
by green_blue_sky (2015-08-11 21:30) 

めぎ様
コーヒーの産地は、赤道を挟んでコーヒーベルトと呼ばれる地帯に広くあるそうです。
うちはお茶派なのでいまいち注目してなかったのですが、インドネシアはその中でも有数の生産国らしいのですよ。
４泊６日なんてあっと言う間です・・・(;_:)
せめて１０日くらいは。。。

ＪＵＮＪＵＮ様
たぶんこのコーヒー農園、観光ルートに入ってるんでしょうねぇ。
ルアック、やはりそう思われます？
話のタネにはなるだろう、といくつかお土産として買ってきたのですが、コレはバリでも結構なお値段するんですよねえ（＾＾；

あーる様
ムーミンに出てたのは、「ムダじゃ、ムダじゃ」のジャコウネズミさんですよ～☆
良いところだなあ、と、私も思います。
でも、どこか行きたいかホテルの若いドライバーさんに聞いてみたら、「北海道」とおっしゃるんですよ。
雪がどんなものか、見てみたいんですって。

green_blue_sky様
コーヒー派ですか♪
１０日、大変だったみたいですねぇ。
このあたりは、朝の通勤時に急にザーッと来た以外、後はケロリとした天気だったんですよ。
腹筋は・・・別の意味ですが、私もやらないとです～☆

Inatimy様
植物園の温室で見るようなものが普通に生えているところ・・・それが南国(笑)！
夫婦そろって、無くて良いものばかり欲しくなっちゃう性質なもので、必要なものがなかなか揃いません。。。
食事は本当に困りませんでした。
やはり、アジア人同士よね、なんて思ったりして。

by ネム (2015-08-12 03:01)