西洋館のクリスマス・2010☆エリスマン邸 [横浜のクリスマス]

横浜・山手西洋館で開催中の『世界のクリスマス2010』。
今日はエリスマン邸をリポートです。

エリスマン邸はその名の通り、スイス生まれのエリスマンさんの邸宅です。
彼は生糸貿易商社の横浜支配人。
この邸宅は大正時代末期に山下町に建てられ、平成2年に今の場所に移築されたそうです。
設計は、「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンド。
すっきり落ち着いた建物で、家具もレーモンドがデザインしたものらしい。

そんなわけで、エリスマン邸はスイスのクリスマス。
テーマは『白い世界のクリスマス』です。
エリスマン邸.jpg
クリスマスカラーの赤と緑がしっかり入りつつも、白い雪の世界を感じます。
その中にちゃんと温かみも感じるから不思議…

テーブルの上のグラスは6月の展示(→)に引き続き萩ガラス。
内ヒビ貫入ガラス.jpg
今回のガラスは内側にヒビが入っていて、薄い氷のよう。
このガラス、三層になっているそうで、ヒビが入っているのは真ん中の層。
外気との温度差でヒビが進み、3年ほどで落ち着くのだそうです。

ツリーのオーナメントはこんな感じ。
オーナメント(エリスマン).jpg
サンタも白。
よく見ると可愛い牛がちょこちょこがいます。

エリスマン邸2.jpg
白いオブジェ。
お家は紙でできているようです。

暖炉の上にビシッとスイス国旗。
エリスマン邸3.jpg
そうか国旗の赤だったのね、とここで気付いた間抜けな私。
スイス国旗のシンプルで整ったイメージにきっちり沿ったエリスマン邸なのでした。

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koume

クリスマスもお国柄が出て、色々素敵ですね。
by koume (2010-12-11 10:22) 

ネム

koume様
クリスマスはキリスト教の…と思っていても、
それぞれの国や地方の神話や伝説と結びついてたりして
かなり色合いが違うようです。
最近、そういうのがちょっとおもしろかったりしています♪
by ネム (2010-12-11 21:46) 

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