一ヶ月経ちました [ねこ]

この10日あまり、我が家にはお花の匂いが充満しています。
私(ネム妻)の母が送ってくれたストックの香りです。
ストック.jpg
父母は茨城に住んでいて、年が明けると房総に花を摘みに行く。
毎年のように父の運転で行っていて、以前にも送ってくれたことがあるのだけど、
今年のお花は、ネネムと愛猫を亡くした娘を想って摘んでくれたと。
ダイニング.jpg
非日常とも言える年末年始が過ぎ、まったくの日常生活が戻ってきた我が家に
ストックの花は一足早い春の香りを振りまいている。

あの日・・・
2015年12月16日の横浜は、とてもとても良い天気でした。
1ヶ月後の1月16日は、気温こそやや低かったけどあの日と同じピカピカの晴天で
16日晴天.jpg
ネネムの定位置.jpg
窓際のネネム座布団も暖かい光を浴びていました。
きっと、ここでネネムはうたた寝してるはず・・・
そんなことを想いながら一日中リビングで過ごし、夜は少し飲みました。
ネネムと宴会.jpg
ネネムのごはん.jpg
もちろん、ネネムにはお気に入りごはんを山盛りに。
最期の頃は食べれなかったけど、ホントは食いしんぼなんだから。
乾杯をした時、夫婦そろって「にゃあ、にゃあ、にゃあ!」という猫の鳴き声を聞きました。
ネネムは参加型のネコだからねぇ、と、笑って宴を始めました。

翌1月17日は曇天。
17日曇天.jpg
これも一ヶ月前とおんなじ。
寒くて暗い午後、時々雨がぱらつく中、ネネムを見送った一ヶ月前のあの日とおんなじ。

ねえ、ネネム、どうしたって「さよなら」なんて言えない。
まだネネムのトイレを確認しちゃうし、何ひとつ生活を変えられない。
供花.jpg
ねえ、ネネム。

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めぎ

一ヶ月の命日だったのですね。
日々が過ぎていくのは時に残酷ですね。
お母様のお心遣い、とても心に浸みますね。
お花の淡く綺麗な色合いが、日差しの中でとても美しく見えました。
by めぎ (2016-01-21 04:55) 

のらん

ネネムさん、乾杯にやってこられましたか(^.^)
ストックの春の香りも、楽しんでいらっしゃるかな?
by のらん (2016-01-23 15:22) 

Inatimy

ストック、春らしいいい香り、いいな。
なかなか言えませんよね、さよなら、なんて。
私も出かける時にはいつものように、行ってきます、って言うし、
よくいた場所に目をやるし、あの頃はと思い出します。
ネムさん、くれぐれも体調崩されませんようご自愛くださいね。
by Inatimy (2016-01-25 07:23) 

チッタさんのみぃこ

ネムさん、たいへんご無沙汰しております。
ネネム君のママ猫、チッタさんの飼い主 みぃこです。
何日か前に久しぶりに、本当に久しぶりにこちらに訪問し、ネネム君のことを知りました。
すぐにコメントしようと思いましたが、泣いてしまって出来ませんでした。
今も涙が溢れます。

チッタさんも、2012年9月19日に天国に行きました。
三年経っても悲しみは癒えず、心に穴が開いたままのように感じます。
でも、こうしてずっと、チッタさんを忘れずにいたいと思っています。
長い地球の歴史のなかで、チッタさんが私と同じ時代に生まれ、短い時間だったけれど一緒に暮らし、たくさんの思い出を残してくれたこと、とても感謝しています。

ネネム君とチッタさん、久しぶりに天国で会えて喜んでいるかな?

私の方はチッタさんが亡くなってからすっかりブログは止めてしまいましたが、これからも度々訪問したいと思いますので、よろしくお願いします。

チッタさんの息子を、大切に育ててくださってありがとうございます。
by チッタさんのみぃこ (2016-02-16 17:54) 

ネム

めぎ様
お返事も更新もしないまま四十九日も過ぎ、2度目の月命日も過ぎました。
ネネムのいない冬は寒く、彼がいないまま、春を迎えるのが信じられません。

のらん様
ネネムは時々、夢にも出てきます。
夢うつつのまま会えたことに喜び、そして涙があふれます。

Inatimy様
ありがとうございます。
ちゃんと区切りをつけなくちゃ、と思いつつ、それが辛くてたまらなかったのですが、無理にさよならを言わなくていいのかも、と少し楽になりました。

チッタさんのみぃこ様
ああ、みぃこさん・・・チッタさんも一足先に旅立っておられたのですね。
こんなことになり、どうお知らせしたものかと悩みつつ、
いつかこのブログを見てくださることを密かに祈っておりました。
心から愛し、何よりも大切にし、そばにいてくれることに本当に感謝して過ごしてきたつもりでしたが、彼が本当に幸せだったのか、もっと何かしてあげられなかったか、
そして旅立った今、もし、あの世という所があるのなら、そこで辛く寂しい思いをしていないか、と、後悔や心配が尽きません。
でも、あの世や天国と言われる所で、チッタさんに会えていれば・・・。

こちらこそ、あんなにかわいい子を、私に預けてくださってありがとうございました。
彼は、本当に幸せをいっぱい私達に振りまいてくれたんです。
by ネム (2016-02-19 19:11) 

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